生ききる。

hitomi

2011年10月17日 20:14

おばあちゃんが亡くなりました。

85才です。

ここ1年くらいは、何回も救急車にお世話になり、入退院を繰り返していました。

最後はあっという間でした。

若い頃から、鼻血に悩まされ、最後の一週間は呼吸がとても苦しそうでした。

でも、まるで眠っているような、最後のお顔でした。


亡くなってからの三日間は、慌しい中であったけれど、本当に穏やかな日々で。

皆ばあちゃんに会いに来ては普通に「おはよう」「おやすみ」と挨拶したり。

ほほに触れたり、髪をなでたり。


おばあちゃんが横たわってる側で、いつものように甥っ子や姪っ子が来ては走り回って遊んだり(笑)

「賑やかで、いいよね」と、皆で笑いあったり。

充分にお別れが出来たと思います。


85年、生きたばあちゃん。長い長い間、本当にお疲れ様。

今は肉体の苦しみから解き放たれて、

食べたいものを食べ、

思い切り呼吸をして

自由にしていて欲しいです。


人は老いてゆくこと、

弱っていくこと、

こんなになってまでも、人は「生きたい」んだ…という 本能も見せてもらいました。


ありがとう。しばしのお別れです。

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