生ききる。
おばあちゃんが亡くなりました。
85才です。
ここ1年くらいは、何回も救急車にお世話になり、入退院を繰り返していました。
最後はあっという間でした。
若い頃から、鼻血に悩まされ、最後の一週間は呼吸がとても苦しそうでした。
でも、まるで眠っているような、最後のお顔でした。
亡くなってからの三日間は、慌しい中であったけれど、本当に穏やかな日々で。
皆ばあちゃんに会いに来ては普通に「おはよう」「おやすみ」と挨拶したり。
ほほに触れたり、髪をなでたり。
おばあちゃんが横たわってる側で、いつものように甥っ子や姪っ子が来ては走り回って遊んだり(笑)
「賑やかで、いいよね」と、皆で笑いあったり。
充分にお別れが出来たと思います。
85年、生きたばあちゃん。長い長い間、本当にお疲れ様。
今は肉体の苦しみから解き放たれて、
食べたいものを食べ、
思い切り呼吸をして
自由にしていて欲しいです。
人は老いてゆくこと、
弱っていくこと、
こんなになってまでも、人は「生きたい」んだ…という 本能も見せてもらいました。
ありがとう。しばしのお別れです。
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